おくりもの

 

~おくりもの~

 

ガキの頃はばあちゃんの背中おっかけて

山んなかのねぇばによく行ったっけ

蚊取り線香ぶら下げていつも

小枝でくもの巣どかしながら

流れる汗を気にもしないで

もくもくと仕事するばあちゃん

こんがりと焼けた肌が働き者の証だ

いつしか気付けば時は流れ

受け継がれてゆく親から子へ

だから今じゃ年がら年中

僕の母ちゃんが真っ黒け

 

太陽を浴びて雨風をこえて

いっぱい愛されて育った

最高のおくりもの

太陽を浴びて雨風をこえて

いっぱい愛されて育った

最高のおくりもの

 

いただきました今日も晩飯に

口に放り込めば広がるあの景色

あいがとうって噛み締めることを

遠くなって初めて気付きます

焼きなす食べりゃ思い出す

昔は嫌いで食べなかったたくさんの

野菜も今じゃ最高のおかず

無我夢中に一人でがむしゃらにほうばる

どんな高級料理だって絶対にかないやしねぇ

見た目は悪くたって優しさそのもの

 

 

ごちそうさま ごちそうさま・・・

 

式根島出身の歌い手「夏一」